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2025.08.18

埼玉県の倉庫・工場の建築事例をご紹介!立地の魅力と優遇制度

こんにちは!北海道〜東北の倉庫・工場の建設会社「戦略倉庫」の久保です。

 

埼玉に倉庫や工場の建設をご検討中の企業様にとって、実際の建築事例や地域特性、活用できる優遇制度は気になるポイントではないでしょうか。

 

今回は、埼玉県における倉庫・工場建築の具体的なメリットと地域特性、実際の建築事例、さらに建設時に活用できる優遇制度まで詳しくご紹介します。

生産工場

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ここに目次が入ります

 

埼玉県に倉庫・工場を建築するメリットと地域特性

埼玉県は首都圏に近接しながら、倉庫・工場建設において数多くの利点を持つ立地です。

エリアごとに地価や用地の規模、交通インフラ、人材確保のしやすさが異なる点も特徴となっています。

 

埼玉県に倉庫・工場を建築するメリット

メリットとしては、以下の3つが挙げられます。

 

充実した交通インフラ

埼玉県の最大の強みは交通網の充実です。

東北道・関越道・圏央道・外環道・国道16号といった東西南北に抜ける広域交通網が整備されており、都心部へのアクセスも良好です。

 

営業拠点と物流拠点の両立を図りやすい立地条件を備えているのは大きな魅力といえるでしょう。

 

建設コストの優位性

東京都と比べて土地価格が抑えられている傾向があり、初期投資を削減できる地域が多く存在します。

 

平坦な地形が多いため、土地の造成工事も比較的容易で、県北・県西部では広大な敷地の確保も可能です。

 

災害に強い立地環境

内陸に位置するため津波の心配がなく、液状化や浸水のリスクが低いエリアも多いです。

圏央道を活用した複数の物流ルート確保により、BCP拠点としての価値も高まっています。

 

 

埼玉県の地域ごとの産業特色もご紹介

県内でもエリアによって産業の特徴が分かれています。

倉庫や工場を建てる際の参考に、地域の特色についてもご紹介します。

 

東京隣接エリア(川口市・戸田市など)

東京都心に近い利便性を活かして、金属加工や印刷などの都市型産業が集積しています。住宅地との混在も多く、中小製造業を中心とした地域です。

 

県央エリア(さいたま市・上尾市など)

工業団地の整備が進んでおり、食品・医療機器・自動車部品など多様な業種が立地。
流通拠点としての機能も高く、製造と物流のバランスに優れたエリアです。

 

西部エリア(川越市・狭山市・入間市など)

圏央道や国道16号沿線の立地を活かし、物流センターやEC関連施設の集積が進んでいます。配送拠点としてのニーズが高い地域です。

 

北西部エリア(本庄市・深谷市など)

土地の広さと地価の安さから、大規模工場やBCP対策拠点の建設が進んでいます。関越道や新幹線のアクセスも良好です。

 

東部・南東部エリア(越谷市・草加市など)

住宅開発が進みながらも、物流・軽工業の拠点としても発展。東京や千葉方面へのアクセスの良さが評価されています。

 

埼玉県の工業地帯については「埼玉県の工業地帯はどこ?探し方や埼玉に工場をおく有名企業も」でも詳細にご紹介しています。

 

工場の立地条件は業種や規模によって最適解が変わります。

詳しくは「工場の立地条件を解説!工場の種類によって最適な土地は異なる」もご覧ください。

 

戦略倉庫での埼玉県の倉庫建築事例をご紹介!

戦略倉庫が手がけた実際の建築事例も、参考にご紹介します。

 

株式会社共和エレック様 事務所新築工事

事務所新築工事

事務所新築工事

  • 構造:鉄骨造二階建て
  • 建築面積:366.46㎡
  • 建築工法:ZE
  • 工期:6カ月
  • 用途:事務所兼倉庫

 

戦略倉庫の関東エリア第1号物件として、埼玉県川越市に施工された事務所兼倉庫です。

事務所の内装では緑と落ち着いた色合いで空間を演出し、働きやすい環境を実現しています。

 

1階の一部は倉庫として有効活用する設計とし、限られた敷地を最大限に活用。

土地からの購入案件でしたが、「コストをなるべく抑えたい」という方針に対し、設計・施工の工夫によってご要望に応えることができました。

お客様からは、

 

「プラン打合せの中でお互いの考えに相違が出る場面でも、意見を聞いていただいた上でいろいろ提案してくれたので、大変良かったと思います」
「内池社長とお会いして一生懸命な想いに惹かれた部分もありますね」

 

といった嬉しいお声もいただいています。

 

戦略倉庫での、そのほかの事例をご覧になりたい方は、こちらの埼玉県の建築事例もぜひご確認ください。

 

物流倉庫の立地選定や建設の流れについてはこちらのコラムでご紹介しています。

物流倉庫は立地が重要なポイント!適した立地の条件とは?

工場・倉庫建設の流れとスケジュールを詳しく解説!必要な事前準備も

 

 

埼玉県に倉庫や工場を建築する際に使える優遇制度

工場とお金

埼玉県では企業の立地促進を目的とした各種優遇制度が用意されています。

倉庫や工場の建築の際にはぜひチェックしてみてください。

 

埼玉県産業立地促進補助金(補助制度)

県内に新たに土地を取得(賃借)して、工場等の操業を開始した企業に対し、土地や建物の取得に係る不動産取得税相当額を補助する制度です。

 

製造業や物流業などの企業立地を促進し、県内産業の活性化を図ることを目的としています。

 

埼玉県産業立地資金(融資制度)

県内に本社機能や工場、物流施設を新設する企業等に対し、金融機関が県の定める利率で融資する制度です。

 

設備資金や運転資金の確保を支援し、企業の新規立地や事業拡大を後押しします。

 

地域未来投資促進法(減税措置等)

地域未来投資促進法に基づく「地域経済牽引事業計画」を策定し、県知事の承認や国の確認を得ることで、課税の特例をはじめとする各種支援策を活用することができます。

 

製造業や物流業での一定要件を満たす投資について、固定資産税の軽減措置などが受けられます。

 

市町村独自の優遇制度

埼玉県内では各市町村でも各種優遇制度を設けています。

倉庫や工場を建てようと思っている自治体の情報をチェックしておきましょう。

 

以下に一例をご紹介します。

 

企業立地補助金(川口市)

川口市では製造業の工場立地や流通業務施設の建設に対する補助金制度を実施。

 

工場等固定資産税等相当額補助金、流通業務等施設固定資産税相当額補助金、貸工場賃借料相当額補助金、雇用促進補助金など、多様な支援メニューを用意しています。

 

固定資産税等相当額の1/2以内(上限200万円/年)を3年間補助するなど、充実した支援内容となっています。

 

戸田市産業立地推進事業補助金制度

戸田市には製造業やIT関連企業の立地推進を図る補助金制度があります。

 

工業立地推進事業では製造業を対象に、市内での工場等の新たな立地(新設・増設・賃借)、機械設備の新設、市内在住の従業員を一定期間以上雇用した場合に補助を行います。

 

 

埼玉県での倉庫・工場建築はおすすめ!

埼玉県での倉庫・工場建築では、都心へのアクセスの良さ、都心と比較して地価が控えめという経済性、災害リスクの低さなどの立地メリットを享受できます。

 

戦略倉庫が手がけた実際の建築事例でも、交通インフラの良さやコスト面での優位性をいかした計画により、お客様にご満足いただける結果を実現しています。

 

県や市町村の優遇制度を活用すれば、さらに初期投資の負担を軽減しながらの事業展開も可能です。

 

戦略倉庫では、約1,000通りのシミュレーションから最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を短納期で建築可能です。

倉庫・工場の建築をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

戦略倉庫の実績バナー

久保 大輔設計部 部長

某設計事務所にて設計監理業務に従事し、現在は内池建設にて倉庫建築をはじめ様々な建築設計に取り組んでいる毎日です。建築を楽しみながら、安心で快適、使いやすく、みんなに愛される建築を提供していきたいと思います。

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