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2023.02.20

大型倉庫を建てたい!事例や費用、戦略倉庫での大型倉庫建築の特徴も

大型倉庫

こんにちは!北海道~東北の倉庫・工場の建設会社「戦略倉庫」の久保です。

大型倉庫の建築を検討する際に気になるのは、やはり工期や費用ですよね。

 

自社の業務にはどんな倉庫が適しているのか、それにはどれくらいの費用や工期がかかるものなのか…。

大型倉庫を建てるには手間も費用もたくさんかかるので、事例なども見ながらじっくり検討したいのではないでしょうか。

 

そこで今回のコラムでは、戦略倉庫が手がけた大型倉庫の事例をご紹介します!

大型倉庫の建築費用についても解説しますので、倉庫建築を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

ここに目次が入ります

 

戦略倉庫の大型倉庫事例をチェック!

まずは、戦略倉庫で設計・施工した大型倉庫の事例をご紹介します。

戦略倉庫では大型倉庫や物流センターをはじめ、事務所付きの倉庫も手がけています。

 

株式会社共翔重量様 倉庫兼事務所(北海道小樽市)

株式会社共翔重量様(北海道小樽市)

重量物(産業機械など)の搬出入据付、大型機器の輸送などを手がける企業の倉庫兼事務所として建築しました。

事務所の上部も収納スペースとして活用するため、階段でアクセスでき、フォークリフトによる荷揚げも可能な高さにしています。

  • 鉄骨造一部2階建て
  • 工法:システム工法(YE)
  • 工期:5.5カ月
  • 用途:倉庫兼事務所
  • 建築面積:792㎡
  • 最高高さ:8,700㎜

 

株式会社西尾青果様 室蘭青果市場(北海道室蘭市)

株式会社西尾青果様(北海道室蘭市)

卸売倉庫のみならず、地場野菜を提供する店舗や、飲食スペースなども併設した複合施設で、室蘭など胆振(いぶり)エリアの食を支える新たな物流拠点を建築。

 

1階が倉庫、2階の一部は事務所スペースという、戦略倉庫が得意とする形の一つです。

  • 鉄骨造一部2階建て
  • 工法:システム工法(YE)
  • 工期:6カ月
  • 用途:物流センター兼倉庫(店舗・事務所機能付)
  • 建築面積:1,050㎡
  • 最高高さ:9,100㎜

 

明治自動車株式会社様 倉庫兼事務所(北海道札幌市)

明治自動車株式会社様 倉庫兼事務所

1階を営業所事務所、2階を倉庫として利用するスタイルです。

 

泥炭地層の立地のため、床面を杭とスラブで補強しています。

  • 鉄骨造一部2階建て
  • 工法:システム工法(YE)
  • 工期:5カ月
  • 用途:倉庫兼事務所
  • 建築面積:415.27㎡
  • 最高高さ:7,917㎜

 

株式会社泉エキスプレス様 倉庫(宮城県黒川郡大郷町)

株式会社泉エクスプレス様 倉庫

梁間30m、桁間43.2mという、柱のない大空間を確保した平屋の倉庫です。

事業再構築補助金を受けて建築しています。

  • 鉄骨造平屋建て
  • 工法:システム工法(YE)
  • 工期:4カ月
  • 用途:倉庫
  • 建築面積:1,360.8㎡
  • 最高高さ:8,800㎜

 

事業再構築補助金の概要については、こちらのコラムでもご紹介しております。

倉庫や工場に利用できる事業再構築補助金とは?概要や申請方法も解説!

※最新の公募状況や要件等は、事業再構築補助金公式Webサイトもご確認ください。

 

富永商事株式会社様 北海道物流センター(北海道苫小牧市)

富永商事株式会社様 北海道物流センター

搬出入口に設けられた大きな庇が特徴的な物流センター。

 

立地の地盤が脆弱なため基礎と床補強は、堅固なTNF工法を採用しています。

柱のない大空間を実現し、機能的な物流センターが完成しました。

  • 鉄骨造平屋建て
  • 工法:システム工法(YE)
  • 工期:6カ月
  • 用途:物流センター
  • 建築面積:1,398.4㎡
  • 最高高さ:8,000㎜

 

倉庫に庇を設ける際には、注意すべき点もあります。

こちらのコラムでご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

倉庫や工場に庇(ひさし)は付けるべき?種類や延床面積との関係も解説!

 

大型倉庫を建てるための費用

倉庫の建築費用は、エリアや立地条件、倉庫の面積、構造、工法などさまざまな条件によって異なります。

 

一つの目安としてご紹介すると、国土交通省の「建築着工統計調査」では、倉庫(全ての建築構造を含む)の全国平均坪単価は約43.5万円となっています。

構造別に見てみると、倉庫の構造として最も多いとされる鉄骨造で坪単価約43.1万、鉄骨鉄筋コンクリート造では約46万円、比較的安価な木造では約36.3万円です。

 

たとえば、鉄骨造・建築面積1,000㎡の倉庫を坪単価43万円で建てたなら、建築費用は1億3,700万5,000円となります。(1,000㎡=302.5坪)

 

近年は、燃料費や材料価格が高騰していることもあり、その影響で建築費も年々上昇している傾向があります。

 

建築資材の高騰について、「建築資材が高騰!理由や倉庫・工場建築への影響は?」でもご紹介しておりますので、あわせてチェックしてみてください。

 

なお、建築費用の見積もりを出したときに、建物の建築費以外の費用を見積もりに含めるかどうかは業者によります。

図面作成費や地盤補強工事、設備工事費用などを見積もりに含めるかどうかによっても見積もり上の坪単価に大きな差が発生します。

 

倉庫建築の坪単価については、「倉庫の建築は坪単価いくらかかる?建築費用について知ろう」でさらに詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

大型倉庫なら戦略倉庫へ!戦略倉庫の特徴をご紹介

システム設計

戦略倉庫は、設計から施工までをワンストップでシステム管理することで効率的な建築を行い、「高品質」「低コスト」「短納期」を実現!

最も効率的な設計で、坪単価25万円という建築実績もあります。

 

倉庫の設計においては、①建築工法 ②基礎補強 ③床補強 ④外構 の4つのポイントがあります。

それぞれ、①建築工法15種 ②基礎補強7種 ③床補強4種 ④外構4種 の工法を独自に仕組化し、1,080通りのシミュレーションの中から最適なプランを提案します。

 

建築工法は、大きく分けると一体工法、システム工法、セミオーダー工法、フルオーダー工法の4つに分類されます。

中でも「システム工法」は、提案・設計・発注までの建築生産プロセスをすべてシステム管理することで一定品質を保ちつつ低コスト・短納期を実現できるため、とてもニーズが高まっている工法でもあります。

 

戦略倉庫の大型倉庫建築では、独自開発したシステム工法の「YE工法」を採用しています。

独自の構造解析ソフトで物件毎の応力に応じた最適断面を設定し、超高層ビルや橋梁で用いる高張力材を採用。

最大無柱スパン60m、中間柱有で最大120mの大空間を有する大型倉庫の建築が可能です!

 

システム建築については、以下のコラムでさらに詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

システム建築のメリット・デメリットを解説!在来工法との違いも

システム建築の施工会社の選び方を解説!他工法との違いも知ろう

 

 

大型倉庫の検討には戦略倉庫の事例をぜひ参考に!

大型倉庫の建築を検討しているなら、戦略倉庫での大型倉庫の建築事例をぜひ参考にしてみてください。

 

設計から施工までをワンストップでシステム管理することで、効率的でわかりやすい倉庫建築が可能に。

1,000通り以上のシミュレーションの中から、ニーズに合った最適なプランを提案し、高品質・低コスト・短納期を実現します。

最も効率的に進んだケースでは、坪単価25万円での建築実績もあります。

 

倉庫・工場の建築をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

久保 大輔設計部 部長

某設計事務所にて設計監理業務に従事し、現在は内池建設にて倉庫建築をはじめ様々な建築設計に取り組んでいる毎日です。建築を楽しみながら、安心で快適、使いやすく、みんなに愛される建築を提供していきたいと思います。

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