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2024.03.20

地盤調査結果(ボーリングデータ)の見方は?倉庫や工場建設前に確認を

こんにちは!北海道~東北の倉庫・工場の建設会社「戦略倉庫」の久保です。

 

倉庫や工場の建設前には地盤調査が欠かせません。

 

地盤調査の結果によっては地盤改良工事が必要になることもあるため、自分でも調査結果を確認したいものですよね。

 

そこで今回のコラムでは、地盤調査結果の見方を解説します!

 

調査や分析は専門家に依頼するとはいえ、自社の倉庫や工場を建てる土地の情報ですから、基礎的な情報を知っておきましょう。

ボーリング調査

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ここに目次が入ります

 

 

倉庫や工場の建設時に必要な地盤調査とは?

地盤調査とは地盤の強さを調べるもので、建物を建てる前に実施することが法律で義務付けられています。

 

軟弱地盤の土地にそのまま建物を建てると、地盤沈下や不同沈下などが起こる可能性があり危険です。

 

そのため、地形や土地の状態、土質、水分量などを把握することで、建物を建てたときの地盤沈下のリスクを調べます。

 

地盤調査の種類は主にボーリング調査(標準貫入試験)とSWS試験(スクリューウェイト貫入試験)の2種類があります。

 

それぞれご説明しましょう。

 

ボーリング調査・標準貫入試験

倉庫や工場をはじめ、大規模施設の建設時に主に用いられる地盤調査の方法です。

 

専用装置を使って地面に円筒形状の穴を10m~数10mほど掘り、掘削した孔の中にSPTサンプラーを打撃貫入(標準貫入試験)して地盤の固さを調べます。

 

また、深さ1mごとに土のサンプルを採取して土質も調べるので、地盤状況について深さごとに詳しく調べることができます。

 

ボーリング機械を設置するためのスペース(約5m四方・高さ5mほど)と、機械を搬入するためトラック乗り入れの通路やスペースが必要で、調査には数日を要する大がかりな調査です。

 

SWS試験(スクリューウェイト貫入試験)

戸建て住宅などを建てる際に主に用いられる地盤調査の方法です。

 

先端にドリルが付いたロッドに重りを載せて地中に差し込み、その際の抵抗によって強度を測定します。

 

5m~10m程度の深さまで調査するのが一般的な簡易的な調査で、短時間で終わるためボーリング調査と比べて費用も安価です。

 

過去には「スウェーデン式サウンディング試験」と呼ばれていました。

 

 

地盤調査結果(ボーリングデータ)の見方

地盤調査としてボーリング調査を行なった結果を元に、「ボーリング柱状図」が作成されます。

 

ボーリング柱状図には、土地の深さごとに各層の土質や硬さなどが記載されます。

 

主な記載項目とその内容をご紹介します。

 

  1. 縮尺(m):地面からの深さ、縮尺は通常1/100
  2. 標高・層厚深度(m):地面からの深さや各地層・各土質の厚さ
  3. 現場土質名:砂質土、改良土など、土質の種類が記号で記載
  4. 相対密度・相対稠度:砂質土の硬さ、粘性土の硬さ
  5. 記事:採取した土の特徴などを記載
  6. 孔内水位:調査時に確認された地下水位(ボーリング孔内の水位)
  7. 標準貫入試験:標準貫入試験の結果を記載
    a.N値:地盤の硬さ
    b.深度:N値を測定した深さ
    c.打撃回数:30cm貫入するのに要した打撃回数

地盤の硬さを把握するために確認が必要なのは「N値」です。

 

N値は1から50までの数値で示され、数値が大きいほど地盤が強固ということになります。

 

倉庫や工場建設では、砂質地盤であればN値30以上、粘土質地盤であればN値20以上が望ましいとされています。

 

 

地盤調査の結果が悪いときは?倉庫や工場は建てられる?

地盤調査

地盤調査の結果、軟弱地盤であることがわかったなら、地盤改良工事が必要です。

 

地盤改良工事に種類としては主に、地表周辺をセメントで固める「地表改良工法」、地中に円柱状の地盤を築いて建物を支える「柱状改良工法」、地中に鋼管の杭を打ち込んで支える「鋼管杭工法」の3種類があります。

 

地盤改良工事の詳しい内容はこちらのコラムでもご紹介しています。

 

倉庫や工場の建設は地盤調査が重要!種類や地盤改良工事も解説

 

地盤状況が悪いと地盤改良工事が必要で、高額な費用がかかってしまうことも。

 

戦略倉庫では、地盤調査の結果や建てる建物に合わせた最適な補強方法を提案しています。

 

建物の基礎工事についても状況に合わせた工法を提案できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

 

地盤調査結果の見方はN値が重要

建物を建てる前には、地盤の強さを確認するためにも地盤調査が必須です。

 

倉庫や工場といった大型施設の建設には、ボーリング調査・標準貫入試験を採用します。

 

ボーリング調査結果は「ボーリング柱状図」にまとめられ、土地の深さごとに土質や硬さなどが記載されます。

 

地盤の硬さを確認するには「N値」に注目を!

倉庫や工場建設では砂質地盤であればN値30、粘土質地盤であればN値20以上が望ましいとされています。

 

軟弱地盤の場合は地盤改良工事が必要となります。

 

戦略倉庫では地盤や建物に適した地盤改良工事や基礎工事を提案していますので、ぜひ一度ご相談ください。

 

戦略倉庫では、約1,000通りのシミュレーションから最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を短納期で建築可能です。

 

倉庫・工場の建築をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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久保 大輔設計部 部長

某設計事務所にて設計監理業務に従事し、現在は内池建設にて倉庫建築をはじめ様々な建築設計に取り組んでいる毎日です。建築を楽しみながら、安心で快適、使いやすく、みんなに愛される建築を提供していきたいと思います。

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