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2022.11.17

倉庫や工場では粉塵対策が重要!正しい方法で健康被害を防止しよう

こんにちは!北海道~東北の倉庫・工場の建設会社「戦略倉庫」の久保です。

 

さまざまな素材を加工、保存している倉庫や工場では、作業工程によって粉塵(ふんじん)が発生することもあり、その対策が必要です。

粉塵が商品に付着、混入すると品質の低下につながりますし、従業員が吸い込んでしまうと健康被害につながることもあります。

 

そこで今回のコラムでは、倉庫や工場での粉塵対策について解説。

「粉塵とは何か?」という点をはじめ、粉塵対策としてするべき取り組みなどをご紹介します。

ここに目次が入ります

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倉庫や工場では粉塵対策が必要!そもそも粉塵とは?

粉塵(ふんじん)とは、粉や塵(ちり)のように細かい粒子状の物体の総称です。

金属や鉱物、木材などを切断、研磨、溶接といった加工する過程で発生し、空気中に飛散します。

 

粉塵が製品に付着したり混入したりすると品質低下につながりますし、何より人が吸い込んだり皮膚に付着したりすることで健康被害につながってしまうことも。

 

たとえば、粉塵による健康被害ではアスベスト(石綿)によるものが有名です。

 

アスベストは、過去に断熱材などでよく使われていた繊維状けい酸塩鉱物。

繊維がとても細いため、加工や研磨、除去などの工程で粉塵が発生しやすく、アスベストの粉塵を長年吸い込み肺に蓄積することによって、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫、肺がんの原因になることが知られています。

※アスベストは現在、原則として製造や使用等が禁止されています。

 

工場や倉庫では多様な物質を扱い、さまざまな作業が行われるため、種類や粒子サイズの異なる複数種類の粉塵が発生する可能性があります。

健康被害を防ぐためにも、倉庫や工場では徹底した粉塵対策が必要!

 

具体的には、粉塵を「発生させない」「拡散を防止する」「吸い込まない」という3つのポイントを押さえた対策が重要です。

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倉庫や工場でできる粉塵対策

倉庫や工場で取り組むべき粉塵対策について、「発生させない」「拡散を防止する」「吸い込まない」の3点に分けてご紹介します。

 

粉塵を発生させないための対策

作業環境や作業内容を改善することで、粉塵の発生を防いだり、最小限に抑えたりします。

 

具体的には、粉塵が発生しにくい材料や素材に変更する、粉塵が発生しにくい作業方法や加工方法に変更するなどです。

 

粉塵を拡散させないための対策

作業環境を整えることで粉塵の堆積や飛散を防ぎ、発生した粉塵を適切に廃棄できるようにします。

 

たとえば、粉塵が発生する作業としない作業では工程や場所を分け、粉塵の飛散エリアを最小限にとどめます。

間仕切りなどを設置して空間を仕切っても良いでしょう。

 

工場や倉庫に間仕切りをする方法や用いられる素材などは「倉庫に間仕切りをつくるメリットは?素材や注意点もチェック」のコラムでも詳しくご紹介しています。

 

粉塵が発生する機械や設備にカバーやフィルターなどを付ける、散水や粉塵防止剤の噴霧なども、飛散防止の方法のひとつです。

 

また、梁(はり)や窓枠の上辺に傾斜をつればそこに粉塵が堆積しにくくなりますし、床と壁の境目に丸みを持たせれば、たまった粉塵の掃除がしやすくなります。

そのほか、集塵機で粉塵を取り除く、有害性の低い粉塵であれば換気により濃度を薄めるといった方法もあります。

 

倉庫や工場の換気については、こちらのコラムでもご紹介しておりますので、あわせてご参考ください。

倉庫や工場にも換気設備は重要!効率よく換気するポイントも解説

 

粉塵対策が必要と考えられる倉庫や工場を建築する際は、建築段階から間仕切りや換気についても考慮したプランを練るようにしましょう。

問題が発生する前に手を打っておくことが大切です。

 

粉塵を吸い込まないための対策

作業工程や環境を見直して自動化や遠隔化などを取り入れ、粉塵が発生する作業に直接当たらないようにします。

 

また、防護服や粉塵用フェイスシールド、マスク、ゴーグルなど保護具を装着して、粉塵の吸入や付着を防ぎます。

 

 

倉庫や工場の粉塵対策をして安全な作業環境を確保

粉塵(ふんじん)とは、素材を加工する過程で発生する、粉や塵(ちり)のような細かい粒子状の物質です。

粉塵が発生・飛散すると、製品に付着・混入して品質の低下につながるほか、従業員が吸い込んでしまうと健康被害につながる恐れもあるため、粉塵対策は必須。

 

素材や加工方法を変更して粉塵の発生を防ぐ・減らす、粉塵が発生する作業としない作業とで工程や場所を分けたり、粉塵が堆積にしにくく掃除をしやすい工夫をしたりして粉塵の飛散を防ぎます。

 

また、粉塵が発生する作業を機械化・遠隔化したり、防護服や粉塵用フェイスシールドなどの保護具を装着したりして粉塵の吸入や付着を防ぎましょう。

 

戦略倉庫では、約1,000通りのシミュレーションから最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を短納期で建築可能です。

倉庫・工場の建築をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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久保 大輔設計部 部長

某設計事務所にて設計監理業務に従事し、現在は内池建設にて倉庫建築をはじめ様々な建築設計に取り組んでいる毎日です。建築を楽しみながら、安心で快適、使いやすく、みんなに愛される建築を提供していきたいと思います。

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