ここに目次が入ります
2026.01.18
宮城県に事務所付き倉庫・工場を建設したい方へ事例やコツをご紹介
こんにちは!北海道・東北・関東の倉庫・工場の建設会社「戦略倉庫」の久保です。
工場や倉庫を建設する際は、事務所を併設した施設とすることで、業務効率の向上やコミュニケーションの円滑化が実現できます。
今回は、宮城県で事務所付き倉庫や事務所付き工場の建設をお考えの企業様に向けて、実際の建築事例やレイアウトのポイント、活用できる優遇制度をご紹介します。

宮城県に建てた事務所付き倉庫・工場の事例からご紹介
戦略倉庫が宮城県で手がけた事務所付き倉庫・事務所付き工場の建築実績を詳しくご紹介します。
それぞれの企業様の業務内容や要望に応じた設計・施工を行い、機能性と快適性を両立させた建物を実現しています。
【宮城県名取市】一般管工事業 新築工場兼事務所

- 構造:鉄骨造一部二階建て
- 建築面積:726.32㎡
- 建築工法:YE
- 工期:5.5カ月
- 用途:工場兼事務所
製缶・配管・機器据付工事から、土木・塗装工事等までの水処理関連工事の専門会社として地域社会の発展に貢献するフカヌマ興業様の新工場です。

工場部分をシステム建築、事務所部分を在来工法と、用途に応じて最適な工法を組み合わせています。
一部二階建ての構造とし、1階に日常的な管理業務スペース、2階に会議室や応接スペースを配置することで、業務の用途に応じた使い分けが可能です。

2.8tホイスト式クレーンを2基搭載し、重量物の取り扱いに対応した製造環境を整えています。
【宮城県仙台市】電気音響機械器具製造業 新築工場兼事務所

- 構造:鉄骨造一部二階建て
- 建築面積:1,199.52㎡
- 建築工法:YE
- 工期:5カ月
- 用途:工場兼事務所
機械金属の設計・製作・施工や鉄道保線業務の効率化サポートで高い評価を受ける東研工業様の新工場兼事務所です。

事務所部分は工場内の作業状況を見渡せる配置とし、現場スタッフとのスムーズな連携を実現しました。
一部二階建ての構造を採用することで、限られた敷地面積を有効活用しながら、必要な事務スペースを確保しています。

工場内には2.8tホイスト式クレーンを2基設置。
クレーン設置には精密な構造計算が不可欠で、建物全体の耐荷重性能を十分に検討した設計を行いました。
工場床面には砕石改良による補強を施し、重量物の取り扱いに対応できる強固な基盤を構築しています。
重量機械を使用する製造業では、床の強度確保が安全性と作業効率に直結します。
【宮城県黒川郡】株式会社三進製作所様 工場兼事務所

- 構造:鉄骨造一部二階建て
- 建築面積:1,006.00㎡
- 建築工法:YE
- 工期:5カ月
- 用途:工場兼事務所
ステンレス等の薄板溶接を得意とし、厨房用フードやビル、工場などのウェザーカバーを製作販売する三進製作所様の新社屋・新工場です。

2階に事務所機能を集約。
一部を壁で仕切り、作業スペースと会議スペースを分けています。

事務所下部のスペースは収納や休憩エリアとして多目的に使用可能で、従業員の利便性向上に貢献しています。

将来的な事業拡大を考慮し、製作機械の配置や床の耐荷重も入念に検討しました。
新たな設備を導入する際にも、大規模な改修工事をせずにレイアウトを変更できるよう、柔軟に設計しています。
【宮城県仙台市】株式会社テシコーポレーション様 倉庫兼事務所

- 構造:鉄骨造平屋
- 建築面積:1,344.15㎡
- 建築工法:YE
- 工期:5カ月
- 用途:倉庫兼事務所
幹線輸送から二次配送まで、中部・関東・東北間の物流を支えるテシコーポレーション様の仙台営業所新築事例です。
出幅8mの大型庇を設置したことで、雨天時でも荷物の積み下ろし作業を効率的に行える環境を実現しました。

応接室はシックなグレーの床に明るい木目の扉を合わせ、落ち着いた雰囲気と温かみのある空間に。
事務所スペースも同じくグレーの床で統一し、明るい木目の窓枠で温かみをプラスしています。
また、車両整備室も完備しており、物流を担うトラックのメンテナンスを自社で行える体制を整えています。
【宮城県仙台市】有限会社JECサービス様 工場・事務所

- 構造:(工場)鉄骨造平屋、(事務所)軽量鉄骨造2階建 他社施工
- 建築面積:432.74㎡(倉庫:395.20㎡、事務所:37.54㎡)
- 建築工法:YE
- 工期:3.5カ月
- 用途:工場兼事務所
空調・衛生・電気設備関連の施工・メンテナンス・販売等で地元から高い信頼を得るJECサービス様の新工場・事務所です。
工場内には2.8tのホイスト式クレーンを設置し、重量機材の取り扱いに対応しています。
工場棟と事務所棟を別棟で建設する分離型レイアウトを採用した点が大きな特徴で、工場は鉄骨造平屋、事務所は軽量鉄骨造2階建てとしています。

基礎下の地盤対応には柱状改良工法を選定。
地盤の状況に応じて最適な工法を提案し、安全性を確保しながら建設コストも適正化しています。

【宮城県名取市】谷鐵鋼業株式会社様工場兼事務所

- 構造:鉄骨造平屋
- 建築面積:1,552.5㎡
- 建築工法:YE
- 工期:4カ月
- 用途:工場兼事務所
宮城県最大級の鉄筋加工場として建設された、スケールの大きさが際立つ施設です。
桁行き方向69mという長大なスパンを実現し、鉄筋加工に必要な広大な作業スペースを確保しています。
システム建築の特性を最大限に生かし、柱のない大空間を実現。
鉄筋という長尺材料を扱う加工場では、作業の妨げにならない無柱空間が効率に直結します。

事務所を併設したことで、受注管理から製造指示、品質管理までを一元的に行える体制を構築。

工期わずか4カ月という短期間での完成により、事業への影響を最小限に抑えることもできました。
宮城県内にはさまざまな工業団地が点在しています。
最新情報については、以下のコラムもぜひご参考ください。
事務所付き倉庫・工場のレイアウトのコツも参考に解説!
事務所付き倉庫・工場を建設する際、レイアウト設計は業務の生産性を左右する重要な要素です。
まず重要なのが、事務所の配置です。
倉庫内の物流や作業エリアにアクセスしやすい場所に事務所を配置することで、作業員と事務担当者の連携がスムーズに行えます。
また、事務所が倉庫内の作業エリアを見渡せる位置にあれば、現場の状況を素早く把握できるため、トラブル発生時の迅速な対応が可能となるでしょう。
次に、快適な作業環境の確保が必要です。
倉庫内は騒音やほこりが発生しやすい場所のため、事務所内で快適に仕事ができるよう、適切な防音や換気対策が求められます。
以下の設備を整備することで、作業環境が大きく改善されます。
- 空調設備を設置し事務所内の快適な作業環境を保つ
- 防音材を使って音漏れを減少させ、静かな作業環境を作る
- 換気設備を強化し、ほこりや有害ガスが発生する場合にも健康的な作業環境を維持する
- LED照明を選び、作業効率を高めるとともに省エネルギーも実現する
安全性と効率性の観点からは、動線設計も重要です。
事務所への出入口を作業エリアとは別に設けることで、製造・物流スタッフと事務スタッフの動線が交錯せず、互いの業務を妨げることなくスムーズな作業が可能になります。
特に重量物を扱う工場では、動線を明確に分けることが事故防止に有効です。
さらに、将来の事業拡大に備えた設計も考慮しましょう。
事業の成長に応じて事務所スペースの拡張や間取り変更が必要になることもあります。
初期段階から拡張可能な設計にしておくことで、将来的な改修コストを抑えることができます。
宮城県に倉庫・工場を建てる際に使える優遇制度

宮城県では、県内に倉庫や工場を建設する企業に対して、多様な優遇制度を用意しています。
初期投資の軽減や雇用促進など、さまざまな角度から企業をサポートする仕組みが用意されていますので、ぜひ活用をご検討ください。
※2026年1月時点の情報です
みやぎ企業立地奨励金制度
製造業の工場や研究所を新設・増設する企業に対して、設備投資額と採用人数に基づいた奨励金を支給する制度。
工場を新設する場合、投下固定資産額1億円以上かつ新規雇用者数3人以上から申請が可能となり、投下固定資産額と新雇用者数に応じて交付限度額は1〜40億円です。
加えて、過疎地域に工場を建設する場合や、本社機能を県内に新たに設置する場合には、交付率に2%が上乗せされる特例措置があります。
地域の雇用を生み出し、経済を活性化させることを目的とした、宮城県の代表的な企業支援策です。
宮城県事業復興型雇用創出助成金(中小企業型)
東日本大震災により被災した岩手県、宮城県、福島県の求職者を雇用する中小企業に対し、3年間にわたり雇用に関わる費用の一部を助成する制度です。
みやぎ企業立地奨励金制度の対象工場として認定されると、こちらの助成金も受けられる対象事業所となります。
企業立地促進税制
定められた条件を満たして工場等を新設・増設した法人に、法人事業税・不動産取得税・固定資産税が半額に軽減される税制措置が適用されます。
適用を受けるには、設備取得価額1億円以上、雇用者3人以上の増加といった基準を満たす必要があります。
この税制優遇は令和10年(2028年)3月31日までの限定措置となっています。
工業立地促進資金融資制度・企業立地資金貸付制度
工場建設における用地購入や設備投資を資金面から後押しする融資プログラムです。
- 工業立地促進資金融資制度:用地取得費の80%以内を上限5億円まで融資
- 企業立地資金貸付制度:設備等取得費の80%以内を上限5億円まで融資
融資窓口は、県内に店舗を持つ銀行、信託銀行、商工組合中央金庫で、いずれも年利1.50%、返済期間15年以内という有利な条件で利用できます。
申請の条件や手続きの詳細については、宮城県の公式ホームページまたは担当窓口へお問い合わせください。
また、補助事業の多くは年度ごとに実施され、タイミングによっては当該年度の募集や期限が締め切られている場合もあります。
毎年継続的に実施されているものも多いので、情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
工場・倉庫の移転や新設を検討している企業様は、ぜひ以下のコラムもあわせてご参考ください。
宮城県の事務所付き倉庫・工場建設は事例を参考に!制度も活用を
事務所付き倉庫・工場を建設する際は、実際の建築事例も参考にしつつ、業務効率を高めるレイアウト設計が重要です。
事務所の配置位置や動線設計、環境整備を適切に行うことで、快適で生産性の高い施設が実現できます。
宮城県が提供する充実した優遇制度を活用すれば、初期投資の負担を軽減しながら事業拡大を進めることが可能です。
戦略倉庫では宮城県内で豊富な建築実績があり、お客様のニーズに合わせた最適な提案を行なっています。
戦略倉庫では、約1,000通りのシミュレーションから最適なプランをご提案することで、低コストで高品質な倉庫や工場を短納期で建築可能です。
倉庫・工場の建築をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
